大学卒業後2010年に入社。
ドライバー、営業職を経験したのちに経理を5年、
事務管理課を経て現在は総務人事課長を務める。
入社当初から管理職を目指し、27歳にして課長に就任。
プライベートでは大学時代からの趣味である里神楽を続けている。
Q ウインローダーへの入社のきっかけを教えてください。
当時は「エコ」という言葉が流行っていました。私自身も大学で環境問題について学んでいたので、当時ウインローダーが「循環型物流の創造」という物流事業にチャレンジしていたことを知り選考を受けたのが入社のきっかけです。
正直、物流には興味がなかったのですが、ウインローダーを知ったことで、物流が経済活動にとってなくてはならない大切な仕事だと分かりました。
もともと体を動かしながら仕事をしたいと思っていたことと、実家が青梅市なので、多摩地域で仕事ができること。また、当時の社長がとてもパワフルでバイタリティに溢れていたことが入社の決め手になりました。
Q 入社後のキャリアと、思い出に残っているエピソードを教えてください。
1年目から3年目まで、各センター・各部署の現場で経験を積みました。その後、営業・経理を務め、2017年に、現場で事務員さんをまとめる事務管理課という部署で、初めて課長職を任せていただきました。2019年からは総務人事で課長を務めています。
2019年からは社長直下のポジションで知識も経験もゼロからのスタートで苦労しましたが、たくさん学ばせていただきました。今振り返って良かったと思うのは、当社においてDX化を進められたこと、そこに携われたことです。オフィスに関しては紙も残っているものの、いろんな面で紙ではないシステム化を進めることができました。そこが思い出として強く残っています。
Q 入社当時から管理職を目指していたのでしょうか。管理職になったきっかっけは何ですか。
管理職を明確に意識したのはドライバーをやめる入社3年目頃からです。もともと、「どうせやるなら上に行きたい」という思いがありました。実際に管理職を任せていただいたのはポジションが空いた2016年1月1日、当時27歳でした。管理職というには若すぎる印象で、最初は私自身も実感がありませんでした。ただ、若い分、多くのことを経験させてもらえるという気持ちでいました。
今となっては入社15年目になるので、顔も知れている方ばかりですが、当時はまだ若いので、現場の方からの厳しい視線も感じました。でも、その頃からやらせてもらっているので、今ではベテランの方とも話しやすく、大変ありがたく感じております。当時は、なにか頼まれたことはすぐにやる!と思いながら、信頼していただくことを強く意識していました。
Q 働く上で大切にしている価値を教えてください。
日頃から常に考えていることは、「良い会社になること」です。ウインローダーに入った方々にとって働きやすい環境をつくり、所得を上げる、それが一番やりたいことかなと思います。
どうやったら社員の皆さんの働きやすい環境になるかを常に意識していますし、良い環境を整えてあげたいです。
そのために、皆さんの声を聴くことを意識しています。ドライバーの皆さんはいろいろと困っているので、それに対して応えてあげることが重要だと思います。ただ、実際にはすぐにできることと、できないことがあるので、そこはバランスを見ながら考え行動しています。コミュニケーションが大事になってくるので、ドライバーの皆さんには自ら積極的に声をかけるようにしています。
Q 管理本部の所属長として、今後、会社をどのようにしていきたいですか。
一番は、社員の所得を上げる、ということをしていきたいですね。当社のビジョンである「三多摩地域の未来を運ぶ」ということばには、ドライバーや事務の皆さんの力が必要で、その皆さんの所得を上げつつ、地域貢献ができる会社をつくるべきだと考えています。
また、物流業界の中で、当社の名前は知られているとは思うのですが、現状、同業他社との関りが弱くなっている部分があるので、そこを強化できるようにしていきたい。一社で荷物を運びきる、というのは難しいので、三多摩地域の運送業の皆さんと協力してこの地域の発展につなげていきたいと思っています。そのために、まずは社内の仕組みをしっかり整える必要があると考えています。
Q 最後に、飯島さんにとってこの会社でワクワクする瞬間を教えてください。
入車式の時ですね。当社には、新車を納品する際にドライバー、管理職、代表が集まって行う「入車式」があります。感謝の気持ちをもって新しい新車を迎え入れ、お清めをし、神拜詞(のりと)を上げ、二礼二拍手一礼で締めくくります。
その新車を目の前にした時のドライバーの皆さんの目や、そこで出てくる言葉が好きなんです。自分もそうですが、新しいものってやっぱり嬉しいじゃないですか。
ドライバーの皆さんは、来た車両に乗るところから始まると思うのですが、私にはその前があるんです。他社さんと交渉したり、こうした車両にしてくださいというやりとりがあっての納期で、それが1年くらいかかるんです。大型車になると、会社としても金額が大きくなる。それを任されている中、納品してドライバーの皆さんに預ける瞬間はとてもワクワクしますね。